日台熱愛物語

僕と彼女、彼女と僕

付き合ってくださいと言うまで

僕が彼女に「付き合ってください」と言うまで結構な時間がかかった。

 

約2か月。

 

そもそも僕は彼女と出会ったその日、彼女が好きになった。

 

一目ぼれかどうかは覚えていないけど、彼女で初めて会ったその日の夜、僕は彼女のことで頭がいっぱいだった。

 

「なんてかわしい人なんだろう」

 

「もっと知りたいな」

 

「とりあえず友達になりたいな」

 

「明日もカフェテリアにいるかな」

 

あの日の夜はもしかして自分が何かの病気になったんじゃないかと心配になったくらいだ。

 

とにかく寝れなかった。

 

大勢の台湾人と一緒に夜ごはんを食べて、その時たまたま隣に座っていた台湾人留学生の女の子。

 

たったそれだけのことなのに、彼女の顔が頭から離れない。

 

そんな経験は生まれて初めてだった。

 

正直どうしていいのか分からなかった。高校時代にも彼女はいたけれど、こんなに心臓がドキドキして、眠れなくなるのは初めてだった。

 

その夜から「付き合ってください」の一言を彼女に伝えるまでの長い(!?)道のり。

 

これから何回かに分けて書いていきたいと思う。

 

おそらく何人かは感動してくれると思う。

 

少なくとも僕はあの時のことを思い出すだけで感動する。

 

続く