日台熱愛物語

僕と彼女、彼女と僕

~出会いはふとした瞬間~

f:id:liveyourlifefuckitmofk:20160626201139j:plain

 

 

初めて彼女に会ったのはいつだっただろうか。

 

ずいぶん前のことだから、正確には覚えていない。

 

世の中には彼女との記念日(小さいのから大きいのまで)を正確に記憶している男もいるそうだが、申し訳ないが僕はほとんど覚えていない。

 

唯一覚えているのは僕と彼女が付き合い始めた日。

 

あれは2009年12月31日だった。

 

僕と彼女が初めて会ったのは、おそらく2009年の10月頃だったと思う。

 

つまり僕たちが付き合い始める2,3か月前。

 

出会った場所は恐らく学校のカフェテリア。

 

カフェテリアを横切ろうとしたら、誰かに呼び止められた。

 

「誰だ」と思い、振り返ったら台湾人留学生の友達だった。

 

そいつに「一緒にご飯を食べない?」と誘われたが、あいにくそのとき僕は授業に向かうところだったので、丁重にお断りをした。

 

でも台湾人留学生の友達はしつこかった。

 

「いいじゃんちょっとくらい!ねっ、ここ座って!はやく、はやく」

 

内心ちょっとうっとうしいなと思いつつ、僕は仕方なく台湾人留学生10人余りが陣取るカフェテリアの隅のテーブルに腰を下ろした。

 

そう。

 

そのとき僕の隣に「たまたま」座っていたのが、僕の今の彼女。

 

台湾人はたいてい英語の名前を持っているから、僕は彼女と出会ってからの数か月間、彼女の本名を知らなかった。(知っていたとしても、当時中国語が全くできなかった僕には発音できなかったわけだけど)

 

僕と彼女の出会いはこんな感じ。

 

短くまとめると、僕と彼女は学校のカフェテリアで偶然隣の席に座り合わせたことがきっかけで、まずは友達になった。

 

彼女に関する情報としては、「台湾人」「留学生」「僕より2歳上」「女」...今のところはこれくらい。

 

続く